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第7章 2

多様で恵み豊かな環境の保全

1 地域特性に応じた自然環境の保全
(1) 原生的な自然,優れた自然の保全
 ○毎年8月の自然保護月間にさきがけ,県内の小・中・高校生を対象に「自然保護月間作品コンクール」を行い,自然保護に関するポスター・作文を募集し,月間内に作品展と表彰式を実施(応募総数:ポスター3,411点,作文3,395点)。
 ○2月1日〜4月30日の「緑化強調期間」に緑化思想の普及啓発を図るため,チラシ等を作成・配布。
 ○4月23日〜29日の「みどりの週間」を中心に,県下各地で緑化キャンペーンを実施。
 ○4月29日のみどりの日に「みどりの感謝祭」を開催し,緑化意識を啓発。
 ○国立,国定,県立公園,自然環境保全地域内における各種開発行為を自然公園法等に基づき265件許可等(国立161件,国定66件,県立38件)。
 ○鳥獣保護区の設定について,8年度に第8次鳥獣保護事業計画(9年度から13年度までの5か年)を策定し,設定や管理運営を実施。10年度に4箇所の鳥獣保護区を設定した結果,鳥獣保護区は137箇所,71,798ha。
 ○藺牟田池ベッコウトンボ保護増殖連絡協議会において,生息状況等の把握・モニタリングや生息地に係わる監視,普及啓発等に関して意見交換。
 ○保安林の指定・解除及び標識の設置等を行い,保安林の適正な配備及び管理等を実施。
 ○県内の自然環境保全地域等を巡回・視察し,自然環境保全地域等の保全・管理を実施。
 ○10年夏,海水温の上昇により,県内湾岸でサンゴの白化現象を確認。10月頃には,海水温が低下したことから,サンゴの白化現象は止まったと考えられる。この現象は,世界各地のサンゴ礁海域で同様に発生しており,これを予防する対応策がなく,回復するのを見守るしかない。現在関係省庁が実施している調査結果の情報を収集中。
 ○サンゴを捕食するオニヒトデやシロレイシガイダマシ類の駆除を奄美群島国定公園海中公園地区において実施。

(2) 身近な自然の保全
 ○森林資源の整備充実や森林の有する公益的機能の高度発揮を図るため,育成単層整備林や育成複層林整備等を実施。
 ○緑の募金を実施する団体として,(財)かごしまとみどりの基金が指定されており,緑の募金を活用し,森林の整備,ボランティアによる森林整備活動支援,学校,公民館,街角等で緑化資材の配布,緑の少年団の育成等を実施。
 ○9年度は甲突川,川内川,天降川,の3流域において81haを購入し,うち39haについて,10年度に除間伐,枝打ちなどの森林整備を実施。
 ○10年度は甲突川,川内川,別府川の3流域において76haを購入。
 ○担い手育成型の畑地帯総合整備事業を45地区(進捗率51.3%),担い手支援型畑地帯総合整備事業を11地区(進捗率31.9%),担い手育成型のほ場整備事業を15地区(進捗率48.1%)で実施。
 ○県林業労働力確保支援センターが実施する事業として,県内一円林業事業体に対する相談・指導を53回実施,基幹的な林業労働者となる林業林業作業士の育成14名,リース・レンタル用高性能林業機械の導入5台,林業事業体に対する経営コンサルタントを10事業体について実施。
 ○「地域農業システム化推進構想」の地域への浸透を図るため,関係機関・団体等が一体となった総合的な推進を行ったほか,市町村,農協等が地域の実態に即したシステムの早期実現を図るための実践活動へ支援。
 ○地域農業のシステム化の推進等により集落営農活動への取組地区を104地区,地域営農支援活動への取組組織を11組織整備。
 ○1市5町(日吉町,金峰町,吹上町,加世田市,屋久町,上屋久町)においてウミガメ産卵場周辺の流木やゴミ等の除去や監視活動を行い,産卵場周辺の環境を整備。
 ○鹿屋市荒平地先において,7,293m2の藻場造成を実施。
 ○耕土流出防止型水質保全対策事業を3地区(進捗率34.7%)で実施。

(3) 世界自然遺産屋久島の保全
 ○国・県・地元町等からなる「屋久島山岳部利用対策協議会」を3回開催し,山岳部における利用の適正化を図った。
 ○屋久島への登山客や観光客にマナー向上を呼びかける「屋久島マナーガイド」を54,000部作成・配布。

2 多彩な自然環境の活用
(1) 自然とのふれあいの場の確保
 ○優れた自然を活用した生態系研究の場としての拠点整備を推進しており,桜島地区では,10年度までに遊歩道,休憩施設,ベンチ,植栽工等の施設整備を実施。霧島地区では,10年度までに展望所,遊歩道,標識,解説板等の施設整備を実施。
 ○「針葉樹の森」の整備ついては,進捗状況が事業費率で60%,12年度春一部供用開始,14年春全面オープン予定。

(2) 自然を活かした地域づくり
 
○エコツーリズムをはじめとする多彩な体験型観光メニューづくりを推進するため,「おすすめ新観光スポット」の募集,「新たなかごしまの旅」新品規格・募集を実施。
 ○屋久島・出水地域を対象とした行動パターン,体験施設の利用状況を把握し,地域の特性を活かしたグリーン・ツーリズムのマニュアルを作成したほか,関係機関・団体が一体となってグリーン・ツーリズムを推進するための環境づくりとして連絡会を開催するとともに,研修会の開催やパンフレット等を発行し啓発。
 ○森林浴の集い・登山教室等イベントを通じて,都市住民への森林・林業に対する普及・啓発等を4市町村で実施。
 ○大隅広域公園開発推進会議(大隅半島2市17町で構成)において,旅行エージェント広報のための総合パンフレットを作成。
 ○森林ボランティア・フィールド提供者の登録状況は,個人登録62名,団体登録13団体,フィールド登録20箇所。

(3) 屋久島環境文化村構想の推進
 ○屋久島環境文化村行政連絡会議,屋久島環境文化村構想推進庁内連絡会議を開催し,屋久島環境文化村構想の着実な推進に向けて意見交換を実施。
 ○屋久島環境文化財団設立5周年を記念して特別顧問会議を開催。
 ○自然体験型環境学習である「屋久島自然体験セミナー」を毎月1回,「屋久島ガイドセミナー」を年2回屋久島で開催。
 ○世界自然遺産登録5周年記念「屋久島国際シンポジウム」を開催し,世界遺産委員会(京都)における世界自然遺産会議のPR活動を実施。

3 生物多様性の保全
(1) 野生生物の適切な保護
 ○環境庁からの委託事業である「自然環境保全基礎調査」のなかで,生物多様性調査(種の多様性調査)を実施。
 ○県文化財保護指導委員(30人)を委託し,県下の国及び県指定文化財を巡視。
 ○ウミガメ生態調査を吹上浜,山川町長崎鼻海岸,上屋久町いなか浜・前浜で実施。
 ○ウミガメ生態調査において上陸頭数等を調査。
 ○藺牟田池ベッコウトンボ保護増殖連絡協議会において,生息状況等の把握・モニタリングや生息地に係わる監視,普及啓発等に関して意見交換。
 ○第8次鳥獣保護事業計画(平成9年4月〜平成14年3月)に基づき,休猟区を設定しており,10年度末で事業進捗率は51%。
 ○ウミガメ保護に係る普及啓発ポスター(2,000部),小冊子(3,000部)を作成配布。
 ○市町村のウミガメ保護監視員の設置に対して補助金を交付。
 ○県ウミガメ保護対策連絡協議会を開催するとともに,県職員によるウミガメ保護パトロールを実施。
 ○国の特別天然記念物「鹿児島県のツルおよびその渡来地」に対するツル類について,「長期的ツル保護対策調査研究事業」を実施。
 ○奄美野生生物保護センターの研究棟・展示棟を着工。
 ○住用村石原地区に隣接する奄美群島国定当別保護区のマングローブ原生林等の貴重な地域資源を活用し,自然回帰型の観光施設について,造成工事等を実施。
 ○奄美群島国定公園海中公園地区において,サンゴを捕食するオニヒトデ及びシロレイシダイダマシ類の駆除を毎年実施。
 ○各種開発行為の許可申請の事前指導において,必要な場合には,赤土流出防止対策を講じるよう指導。
 ○愛鳥週間コンクールを実施し,優秀作品を表彰。毎年,数千点の応募数があり愛鳥思想が着実に浸透している(10年度は4,679点)。
 ○傷病等により県民により保護された野生鳥獣の適切な治療を行い,自然に復帰(10年度の保護実績は,296件)。
 ○3町(内之浦町,上屋久町,屋久町)で,野猿による農作物被害防止を図るための電気柵を整備。
 ○有害鳥獣駆除の実績及びイノシシ等電気柵の設置要望に対し,補助金を交付。
 ○のり被害防除対策事業により,昭和57年度の被害額344,600千円が平成10年度には16,753千円となり,かもによる食害を受けたヒビ数は全体の4〜5%に抑制。

(2) 野生生物の生息・生育環境の確保
 
○本県では1地区,下郡北地区(知覧町,平成7年度採択)において,植栽工,水質浄化施設工,湿地保全工,自然石積護岸工,ホタル護岸工を整備。
 ○17地区(県本土14,離島1,奄美2)において,農業用河川工作物の整備,補強又撤去に伴い,多段式,スロープ式魚道を設置。
 ○住用村山間川にリュウキュウアユをはじめとする回遊魚が遡上できるよう魚道を設置。

第7章 3

ゆとりとうるおいのある環境の形成

1 緑の空間の保全・整備
(1) 緑の空間の保全
 ○みどりのラップ(LAP)事業により,身近にふれあえる森林の整備(100%),保安林の整備(175%),都市公園(83%),緑被率(83%),主要幹線沿いのみどり景観整備(33%),緑化のモデル校指定(100%),港湾・漁港の緑地整備(149%)等を実施。

(2) 緑化の推進
 ○南薩,北薩,大隅の3地域で広域公園の整備を進めており,また23市町24路線において,県管理の道路の緑化を推進。
 ○観光地振興計画を8年度に指宿・知覧地域,屋久島地域で,9年度に霧島地域,中薩地域で,10年度には種子島地域で策定し,順次,花とみどりによる修景,植栽等を実施。
 ○9年度に奄美の観光施設整備に関する計画を策定し,10年度に名瀬市,大和村,瀬戸内町,住用村,笠利町,和泊町で,花とみどりによる修景,植栽等を実施。
 ○鹿児島合庁(H8〜H12),西田橋資料館(H9〜H11),ハートピアかごしま(H9〜H12),黒潮文化の郷・マイアミパーク(H8〜H12)において緑化を推進。
 ○本庁敷地内に樹木・草木を植栽し,管理。
 ○各合同庁舎についても,本調査と同様,樹木・草木を管理。
 ○県立学校施設整備の一環として,宮之城高校,宮之城農業高校の中庭に植栽,野田女子高校,志布志高校に花壇を設置。
 ○桜島に自生しているクロマツ等の樹種を選定し,桜島ビジターセンターの周辺園地植樹帯に植栽工を完了。
 ○指宿地域に自生しているアコウ,クロマツ,マテバシイ等の樹種を選定し,オートキャンプ場植樹帯に植栽工を完了。
 ○鹿児島市(寺山,慈眼寺)及び大口市の風致地区における建築物の建築等については,条例で規制。
 ○(財)かごしまみどりの基金の基本財産の造成,市町村みどり推進協議会の設置,緑の少年団(58団,1,722人),森林ボランティア(約500人)の育成,連携及び支援による緑化事業を実施。
 ○2月1日〜4月30日までの「緑化強調期間」に緑化思想の普及啓発を図るためのチラシ等を作成・配布。
 ○4月23日〜29日の「みどりの週間」を中心に,県下各地で緑化キャンペーンを実施。
 ○4月29日みどりの日に「みどりの感謝祭」,10月25日に「森の秋まつり」を県民の森で開催し,県民が森林とふれあう機会を提供。

2 水辺空間の保全・整備
(1) 水辺空間の保全
 ○農業用排水施設内の水質浄化事業を1地区において実施(進捗率66.2%)。
 ○すぐれた自然景観を有し,さまざまな生物が生息する豊かな空間であり,人間が安全に活動でき,身近に親しめる空間という21世紀初頭における海岸のあるべき姿を実現するため,平成8年度から第6次海岸事業7箇年計画を実施しており,10年度までに22箇所(海岸)で事業に着手,10年度までに8箇所(海岸)で完成。
 ○喜入町八幡川他箇所で,水と緑豊かな渓流づくりを考慮した砂防事業を実施。

(2) ふれあい機会の充実
 ○親水性に富む河川の整備を図るため,河川の8箇所において親水性護岸を整備。
 ○3市1村の4箇所で昭和53年から平成10年までに,砂浜や遊歩道,植栽等を設置し,快適な海岸環境を整備。
 ○桜島町袴腰地区において,オートキャンプ場及び隣接する園地の整備予定地を測量。
 ○良好な海浜空間を創出するため,根占町大浜海岸において,階段護岸やボードウォーク等を整備。
 ○治水の安全性を確保するとともに,人々が自然と共生し,集い憩える安全で快適な河川環境整備を行うため,5河川において整備を推進。10年度は羽月川など3河川において整備。
 ○祁答院町滝の山川他4箇所で砂防事業と併せて,緑地,公園,運動場等の整備事業を一体的総合的に実施。
 ○県立大隅広域公園において,流れや噴水等の親水施設を整備。
 ○農村地域に広域に存在する水路・ダム・ため池等の農業水利施設の保全管理又は整備と一体的に,施設の有する水辺空間を活用し親水施設等を10地区について整備(進捗率55.7%)。
 ○ため池等整備工事,用排水施設整備事業を行う際に,併せて周辺環境を保全・活用し,親水施設等を4地区(県本土2,奄美2)について整備。
 ○親水性に富む河川の整備を図るために,国分市・隼人町の天降川において,水際線に変化をもたせた親水護岸の設置や多自然型工法による生態系の保全を創出。
 ○農地保全に関わる海岸で総合的なレクリエーション機能を発揮するため,護岸堤,突堤,植栽,遊歩道等の新設又は改良を4地区(県本土1・奄美3)で実施。
 ○海浜地のレクリエーション機能,生活環境を創造するため,根占町大浜海岸,南種子町浜田海岸において人工リーフ,緩傾斜護岸を整備。
 ○重富漁港,阿久根漁港,串木野漁港,熊野漁港,小湊漁港,小野津漁港,古仁屋漁港において自然調和型漁港づくりを実施。

3 景観の形成
(1) 自然景観の保全
 ○多様な生物相と豊かな環境に恵まれた農村空間を形成するため,農村の自然環境整備事業を2地区で実施。(進捗率50.5%)。
 ○治水の安全性を確保するとともに,人々が自然と共生し,集い憩える安全で快適な河川環境整備を行うため,5河川において整備を推進。
 ○1市1港の1港湾地区で4年度から10年度までに,電線地中化など景観形成を1,004m整備。

(2) 適切な誘導,規制措置による景観の形成
 
○10年3月に策定した「県景観形成基本計画」に基づき,基本計画の地区別説明会や啓発用パンフレットの配布,景観シンポジウムの開催など,県民や市町村,民間事業者,地域づくり団体等に対し,景観形成を普及・啓発。
 ○天然記念物,名勝,伝統的建造物群等の保存活用を推進。
 ○鹿児島市都市計画区域において,鴨池ニュータウン業務地区地区計画を決定。寺山において,寺山風致地区神月タウン地区地区計画を決定。
 ○ポスター類が電柱・街路樹等に表示されることを防止するため。,公共掲示板2基,張り紙専用広告等1期。禁止標識板8基を設置。

3) 各種事業による景観の形成
 ○道路の旧道敷を利用したポケットパーク4箇所を整備。
 ○串木野市花川で,周辺の地域環境にふさわしい良好な渓流環境を再生するため,自然石等の材料を用い,景観に溶け込んだ砂防設備を整備。

第7章 4

かけがえのない地球環境の保全

1 地球環境保全活動の推進
 
○地球温暖化防止など地球環境の保全に向け,県民や事業者,行政などが自主的積極的に取り組むための具体的行動を提案する「県地球環境保全行動計画」を11年3月に策定。

2 地球温暖化の防止
(1) 二酸化炭素の排出抑制
(1)−1 省エネルギー対策
 
○県資源とエネルギーを大切にする運動推進会議を通じ,省資源・省エネルギーを啓発するとともに,小学校5年生を対象に副読本の配布やパネル展を開催。
 ○社団法人鹿児島県トラック協会など民間団体や企業において,アイドリング・ストップ運動を実施。
 ○アイドリング・ストップステッカーを作成し,運輸関係団体や市町村等に配布。
 ○県及び市町村において,低公害車(電気自動車,ハイブリッド車)を15台導入(県2台,鹿児島市2台,鹿屋市3台,出水市1台,大口市1台,牧園町1台,上屋久町4台)。民間団体等では,ハイブリッド車を中心に導入を推進。
 ○県自らが,事業者・消費者として,地球温暖化防止など環境保全に向けた取組を行うため,省エネルギーの推進,リサイクルの徹底など,日常の行動を通して環境への負荷の削減に努めるための行動を率先実行する「県庁環境保全率先実行計画」を10年12月に策定し,11年1月から実施。
 ○太陽光発電を照葉樹の森や小中学校,スーパーマーケット,ガソリンスタンド等に導入。
(1)−2 新エネルギーの導入
 ○新エネルギーの導入を推進するため,「新エネルギー導入セミナー及び現地研修会」を開催するとともに,「新エネルギーガイドブック(支援制度編)」を作成配布。
 ○九州電力(株)の山川発電所(地熱:7年〜),大霧発電所(地熱:8年〜),野間風力発電所(風力:9年〜)が運転中。
 ○霧島町烏帽子地点で,九州電力(株)が「有効な地熱資源の存在の有無を確認する」ための調査を実施中。
 ○指宿市から山川町にかけての辻之岳地域では,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が,「地熱貯留層の有無を調べ,熱水の存在状態を把握する」ための調査を実施中。
(1)−3 廃棄物の減量化・リサイクルの促進
 
○ごみ減量等推進研修会の開催,県政広報テレビ番組のでの啓発,キャンペーンにおいてポスター・容器包装リサイクル啓発パネルの展示,リーフレット・リサイクル製品の配布等を実施。

(2) その他の温室ガスの排出ガスの排出抑制
 ○家畜ふん尿の適正処理を推進するための指導を実施するとともに,良質堆肥づくりを推進。地域住民からの苦情に対する改善を指導。

(3) 二酸化炭素の吸収源対策
 
○森林資源の整備充実や森林の有する公益的機能の高度発揮を図るため,育成単層林整備や育成複層林整備等を実施。
 ○南薩,北薩,大隅の3地域で広域公園の整備を進めており,23市町24路線において,県管理の道路の緑化を実施。

3 オゾン層の保護
(1) フロン回収の促進
 
○県,市町村,関係業界で組織する「県フロン対策推進協議会」を通じて,フロン回収を促進しており,10年度末までに61市町村で廃棄冷蔵庫からフロンの回収を実施。
 ○技術相談等で情報を提供し指導。

(2) 脱フロン化の促進
 
○新鹿児島合庁については,脱フロン化の機器を設置。

4 国際協力等の推進
 ○ボランティアや民間企業等が行う国際協力に対し情報提供。
 ○9年度の本県の環境の状況及び環境の保全に関して講じた施策等について取りまとめた10年版環境白書800部及び環境白書要約版4,000部を作成し,関係機関等へ配布。
 ○屋久島環境文化村構想の「国内外の遺産地域との交流」という方針に基づき,世界自然遺産登録5周年記念「屋久島国際シンポジウム」を開催し,世界遺産委員会(京都)における世界自然遺産会議のPR活動を実施。
 ○鹿児島市及び喜入町の酸性雨測定局で酸性雨のモニタリングを実施。
 ○酸性雨による樹木衰退状況を実施。
 ○国分市など4箇所の固定調査地点において,6月に雨水の酸性度,10,11月に森林の衰退度調査等を実施した結果,酸性雨は観測されたが,それに伴う森林衰退は確認されなかった。

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